FISCOFISCO

日経平均は大幅続落、米半導体株安を受け全面安の展開

日経平均は大幅続落。3219.29円安の57858.61円(出来高概算21億1453万株)で前場の取引を終えている。

前日5日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は1833.06ドル安の51523.06ドル、ナスダックは1421.51ポイント安の24315.00で取引を終了した。中間選挙での民主党勝利により人工知能(AI)の進展が制限されるとの懸念に売りが加速し、寄り付き後、下落。データセンター建設ペースの鈍化を警戒し、特にハイテクの売りに拍車がかかり、終日ポジション手仕舞い売りが続いた。終盤にかけて、相場は一段と売られた。半導体株指数(SOX指数)も12%超下落し、半導体関連企業に加え、データセンター関連株にも大幅な下落が広がった。

米株式市場の動向を横目に、6日の日経平均は703.55円安の60374.35円と続落して取引を開始した。寄り付き後は半導体関連やAI関連の値がさ株を中心に売りが広がり、下げ幅を拡大した。前日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が12%超下落したことを受け、国内の半導体製造装置やデータセンター関連株への売りが強まった。米中間選挙で人工知能(AI)規制に前向きとされる民主党が大勝したことを横目に、国内でも投資家心理が大幅に悪化した。一時3876.11円安の57201.79円となり大幅安が続いた。朝方公表の週間投資部門別動向では海外投資家による国内株の買い越しが確認されたが、前場は売り優勢の展開となった。

個別では、太陽誘電6976、SCREENホールディングス7735、ダイキン工業6367などの銘柄が上昇。日経平均構成銘柄の値上がりは、この3銘柄にとどまった。指数への押し上げ寄与度は太陽誘電が6.78円、SCREENホールディングスが3.53円、ダイキン工業が0.84円となり、合計で11.15円だった。太陽誘電は前日比201円高、SCREENホールディングスは131円高、ダイキン工業は25円高で前場の取引を終了した。日経平均構成銘柄全体では値下がりが圧倒的多数となり、上昇銘柄による指数の下支え効果は限定的だった。日経平均の値下がり寄与度合計が3230円を超えるなか、上昇寄与は一部銘柄に集中した。

一方、ソフトバンクグループ9984、アドバンテスト6857、ファーストリテイリング9983、東京エレクトロン8035、リクルートホールディングス6098、TDK6762、信越化学工業4063、フジクラ5803、豊田通商8015、コナミグループ9766、イビデン4062、日東電工6988などの銘柄が下落。下落寄与度の上位4銘柄だけで指数を963.48円押し下げ、半導体製造装置やAI関連のほか、人材サービスや電子部品、商社など幅広い業種の主力株が売られた。日経平均の下押し要因は値がさ株に集中した。

業種別では、東証33業種すべてが下落し、上昇した業種はなかった。食料品、石油・石炭製品、卸売業などの下落率が大きかった。上昇した業種はなく、相場の下落は半導体やAI関連銘柄にとどまらず、消費関連や資源関連、商社株にも及ぶ全面安の様相となった。

後場の日経平均株価は、前場の大幅安を受け、米株式市場の急落や半導体関連株の売りが引き続き意識される展開となろう。前日の米フィラデルフィア半導体株指数は12%超下落し、国内市場でも指数寄与度の大きい半導体関連株に売りが集中した。前場の東証33業種はすべて値下がりしており、特定の値がさ株に限らず幅広い業種に売り圧力が及んでいる。一方、午前には直近の下落を受けた買い戻しの動きも一部にみられ、後場も先物の値動きや値がさ株の売買動向が指数の方向感を左右する材料となる。国内では企業の四半期決算発表が続き、本日は三菱重工業7011やKDDI9433、JFEホールディングス5411などの発表が予定されている。今晩22時30分には米10月雇用統計を控えており、結果確認前の持ち高調整や手控え姿勢にも注意が必要となる。

阅读全文
在TradingView,您可以无限访问来自FISCO和所有其他新闻来源的文章。