S&P500先物、過熱上昇から売り

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今週の振り返り
今週のS&P500先物は、週足では 前週比では +13.25pt(+0.18%) と小幅上昇で終えた。ただし、週中には7,540まで上値を伸ばした一方、金曜日の日足は -93.25pt(-1.24%) と強めに売られ、週足では上ヒゲを残す形になった。

ここまでの上昇はかなり急で、日足ではボリンジャーバンド上限(私の特殊設定)に沿ってバンドウォークする強い値動きだった。4月安値からの戻りが一直線に近く、短期筋の利益確定が出やすい状態まで上がっていた。金曜日の下落は、トレンド転換というより、まずは過熱した上昇に対する短期的な利確売りとして見るのが自然。

上値では、フィボナッチ 127.2%の7,649.50 に到達する直前で失速した。週足チャート上では、その手前に 7,571.50 付近の水準も見えており、7,540まで上昇したあとに売りが出たことを考えると、7,500台半ばから7,650手前は一度売りが出やすい帯として意識されやすい。

原油高→インフレ懸念→長期金利上昇の圧力を受けながらも株式市場は上昇してきたが、直近の長期金利上昇を背景に金曜日の売りにつながった可能性がある。チャート上でも「強く上げたあと、金曜日にまとまった利益確定が出た」という形ははっきりしている。

一方で、週足だけを見ると、まだ下落転換と決めるには早い。直近では高値も安値も切り上がっており、今週の安値 7,363.25 も前週のレンジを大きく崩す位置ではない。上ヒゲは警戒材料だが、週足の終値は7,400台を維持しており、中期の上昇基調そのものはまだ保たれている。

短期で注意したいのはRVWAPとの位置関係。日足では価格がVWAP近辺まで押し戻されており、さらにRVWAPを下抜けるようだと、上昇の勢いがいったん弱まり、もう少し深い調整に入りやすくなる。その場合、白色点線で示された7,145前後から7,181前後のゾーンが次の値止まりテスト候補になる。ここは直近で出来高がやや厚くなった価格帯であり、下げ止まりやすいかを確認する場所になる。

まとめると、今週は「上昇トレンドは継続しているが、短期の過熱感には明確に利確が入った」週だった。7,650手前でいったん止められ、金曜日に上から叩かれたため、来週は上昇再開か、RVWAP割れからの調整入りかを見極める局面になる。

次週のシナリオ
① 上昇継続する場合
金曜日の下落が一過性の利益確定で終わり、7,400台を維持したまま再び買いが入る場合、まずは今週高値の 7,540.00 を回復できるかを見たい。ここを上抜けると、次の上値メドはフィボナッチ 127.2%の7,649.50。この水準を明確に抜けると、心理的節目である 7,800、さらに中期では 8,000 の節目を目指す基調が続きやすい。

② 横ばいでこなす場合
7,500台で上値が重くなっても、7,350〜7,450近辺で横ばいを作れるなら、かなり強い時間調整と見てよい。ボリンジャーバンドの過熱を価格ではなく時間で冷まし、出来高の厚い7,400台を足場に変えられれば、再度7,540から7,650方向を試す準備になりやすい。

③ 下落する場合
RVWAPを明確に下抜け、日足で7,400を保てなくなる場合は、短期調整の可能性を考えたい。次の確認ゾーンは白色点線で示された7,145前後から7,181前後。ここで止まれば、上昇トレンド内の押し目として整理しやすい。一方、このゾーンを下抜けると、出来高の厚い 6,900〜7,000近辺、さらにフィボナッチ 100%の7,093.75 周辺を含めた再確認が必要になる。

④ 見ておきたい確認点
来週は、金曜日の売りが単なる利確で終わるのか、それとも金利上昇をきっかけにもう一段の調整へつながるのかが焦点になる。週足では高値・安値切り上げが続いており、まだ下落転換とは言いづらい。短期ではRVWAP、7,400台維持、そして7,540回復の有無を確認しながら、上は 7,649.50、下は 7,170〜7,030 を中心に見たい局面。

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