S&P500先物、サポートゾーン下限に下る

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今週の振り返り

今週のS&P500先物は、週前半の反発を維持できず、再び支持帯まで押し戻された。月曜から水曜までは終値を切り上げ、水曜には7,812.25まで上昇したものの、RVWAP付近で戻りが失速した。木曜と金曜に下落し、水曜終値7,800.25から金曜終値7,659.75まで140.50ポイント下げている。週前半の上昇を失い、前週終値7,704.25に対しても44.50ポイント安、前週比-0.58%で週を終えた。

前週は、高値圏から下落した後、水色の支持帯で買いが入り、帯の上へ戻して引けていた。そのため前回の上昇シナリオでは、支持帯を維持し、まずVWMA75、続いてRVWAPを回復できるかを確認点に置いた。今週はVWMA75の上へ一度戻したが、その上を維持できなかった。RVWAP付近でも押し戻されており、両指標を回復して上で推移する条件は未達だった。

戻りの到達点も、前週高値7,887.00に対して今週は7,812.25と低い。前週の下落を受けて反発はしたものの、高値圏を再び試すまでには進めなかった。一度VWMA75を越えたことだけでは、上昇の強さが戻ったとは判断できない。押された後もVWMA75の上で耐え、支持として機能するかが前週からの課題だったが、今週はその確認に至らなかった。

前回の下落シナリオでは、前週安値7,676.00と支持帯への再接近を想定し、帯を下抜けた場合は7,575〜7,540付近を次の確認帯としていた。今週は7,676.00を下回り、週末には7,648.50まで下げた。支持帯の下限付近を試すところまで進行したが、次の7,575には到達していない。前週より高値を切り下げ、安値を更新した点では、反発よりも下方向への動きが進んだ週だった。

週末の価格は、青い点線で示された支持帯の下限付近で踏みとどまっている。ただし、終値7,659.75は安値に近く、戻りは小さい。支持帯を明確に下抜けたとはまだ断定できないものの、前週のように帯の上へ戻して終えた状態と比べると、下値を支える余裕は小さくなった。ここから帯の上側へ戻せるか、それとも下限付近にとどまったまま再び売られるかで、支持の強さを確かめたい。

出来高を見ると、木曜の下落では月曜から水曜より出来高が増えた。金曜は木曜より減少したが、価格はさらに下げ、安値付近で週を終えている。出来高の減少だけで売りが一巡したとはいえず、反発したときに価格を維持できるかを引き続き見る必要がある。

レンジの下限で踏みとどまっていることと、上昇の強さが戻ったことは分けて考えたい。今週は前半に反発する力を見せたが、VWMA75を支持に変えられず、再び支持帯まで下落した。次週はレンジを維持できるかに加え、反発後に失った指標の上へ定着できるかが焦点になる。

次週のシナリオ

① 上昇する場合

まずは青い点線の支持帯を維持し、VWMA75の上へ戻せるかを確認する。今週は一度上回った後に失速しているため、次は押し戻されてもVWMA75の上で耐え、支持として機能するかを見たい。

続いてRVWAPを回復し、その上で推移できれば、高値圏へ戻るための条件が整ってくる。VWMA75とRVWAPの両方を上回った後も買いが続くなら、10月6日高値7,897.50を含む7,900前後の回復に向けた土台になる。一時的な上抜けと、その上で価格を維持することを区別して確認したい。

② 下落する場合

青い点線の支持帯を下抜け、戻しても帯の上へ復帰できない場合は、9月16日安値7,575前後が次の確認点になる。オレンジの点線に加え、赤い点線の30週VWMAもこの付近にあり、下落が続く場合に支えとなるかを見たい。

支持の目安が重なるこの付近でも、反発するかどうかは実際の値動きで確かめたい。接近したときに下げ止まるか、終値で持ち直せるか、その後の戻りが続くかを順に確認する。

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