くすりの窓口|2,745円を回復 次に必要なのは出来高

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くすりの窓口の日足を更新します。

結論からいうと、チャートは改善しています。

ただし、上昇再開と判断するには出来高の裏付けがまだ足りません。

■好決算後に2,950円近くまで上昇

8月14日に発表された2027年3月期第1四半期は、売上高36億4,300万円、営業利益7億8,400万円でした。

前年同期比では、売上高25.0%増、営業利益24.6%増です。

決算発表日の株価は一時2,906円まで上昇し、終値は2,880円。出来高は382,200株まで増加しました。

その後、8月17日に2,947円まで上昇しましたが、終値は2,710円まで押し戻されています。

2,880~2,950円には、利益確定や戻り売りが出やすいことが確認できました。

■2,731~2,745円を終値で回復

8月28日の終値は2,759円。
前日比+37円、+1.36%でした。

チャート上で再突破の確認帯としていた2,731~2,745円を終値で上回りました。

2,620~2,660円の支持帯から反発し、安値を切り上げている点も前向きです。

ただし、これだけでは上昇再開とは判断しません。

理由は出来高です。

■出来高の裏付けはまだ弱い

8月28日の出来高は52,800株でした。

直前5営業日の平均約30,700株と比べれば増えています。一方、直前20営業日の平均約67,000株には届いていません。

決算発表日の382,200株と比べると約14%です。

正確には「出来高が全く増えていない」のではなく、「直近より増えたが、上値突破を裏付けるほどではない」という状態です。

出来高が少ない局面では、限られた注文でも株価が動きやすくなります。

そのため、

・抵抗帯を超えても押し戻されやすい
・少ない売りで値幅が大きくなる
・希望した価格で売買しにくい

という点に注意が必要です。

■信用買い残も確認が必要

8月21日時点の信用買い残は692,000株です。

8月7日の844,100株からは減少していますが、8月28日の出来高52,800株に対して約13倍あります。

信用買い残はすべてが一度に売られるわけではありません。

ただし、出来高が少ないままでは、戻り売りを吸収するのに時間がかかる可能性があります。

■今後の3つのシナリオ

①上昇シナリオ

2,731~2,745円を終値で維持し、まず2,800円を超えること。

そのうえで出来高が10万株程度まで増え、2,880円を終値で上抜ければ、2,950円への再挑戦が見えてきます。

価格だけでなく、出来高を伴っているかを確認します。

②横ばいシナリオ

2,620~2,880円の範囲で推移する展開です。

出来高が3万~5万株程度のままなら、急いで方向を決めず、安値の切り上げを確認します。

③下落シナリオ

2,620~2,660円の支持帯を終値で割る場合です。

黄色の移動平均線付近となる2,613円も割れると、支持帯の信頼度が低下します。

2,570円を割れば、今回の押し目からの反発シナリオはいったん取り消します。

■今回の結論

2,745円を終値で回復した点は前向きです。

ただし、現在の出来高では上昇再開を断定できません。

次に確認するのは、

・2,731~2,745円を維持できるか
・出来高が10万株程度まで増えるか
・2,880円を終値で突破できるか

の3点です。

株価だけでなく、参加者が増えているかを出来高で確認します。

※これは個人的な検証記録です。特定の売買を勧めるものではありません。

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