古河機械金属(5715)|4,200円台を維持、次は4,460円が分岐点

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古河機械金属(5715)の日足を確認します。

結論からいうと、4,200円台で下げ止まりを試しています。

ただし、まだ押し目成立とは判断できません。
現在は「押し目監視」です。

■9月7日の値動き

・始値:4,260円
・高値:4,350円
・安値:4,240円
・終値:4,265円
・出来高:21万株

9月2日の安値4,200円、9月4日の安値4,145円に続き、9月7日も4,200円台を維持しました。

一方、朝方に4,350円まで上昇した後は伸び切れず、終値は4,265円です。

下値は意識されていますが、買い手が主導権を取り戻したと判断できるほどの出来高と終値の強さは、まだ確認できません。

■第1四半期は増収増益

2026年8月13日に発表された2027年3月期第1四半期は、

・売上高:602億2,000万円、前年同期比23.9%増
・営業利益:39億円、同58.5%増
・経常利益:46億1,400万円、同17.9%増
・純利益:40億4,100万円、同68.2%増

となりました。

素材事業では、金属・電子・化成品が増収増益です。

特に化成品部門では、AIサーバー向けパッケージ基板に使われる酸化銅の需要拡大が確認されています。

ただし、すべての事業が好調なわけではありません。

産業機械は減収減益、ロックドリルも増収ながら営業減益でした。

通期予想も売上高は22.7%増ですが、営業利益は11.5%減の計画です。

第1四半期の増益率だけで、通期の上振れを決めつける段階ではありません。

■自社株買いは終了済み

会社は8月28日、ToSTNeT-3で66万7,300株を約29億7,600万円で取得しました。

取得価格は4,460円です。

発行済株式数に対する一定の縮減効果はありますが、今回の取得はすでに終了しています。

今後も市場で継続的に買い支える自社株買いではない点には注意が必要です。

■次に確認する価格

上方向では、

・4,350円:9月7日の高値
・4,460円:自社株取得価格
・4,615円:8月28日の高値

を確認します。

まず4,350円を終値で回復し、次に4,460円を出来高増加とともに超えられるかが焦点です。

下方向では、

・4,200~4,240円:現在の支持候補
・4,145円:9月4日の安値

を確認します。

4,200円台を維持し、安値を切り上げながら4,350円を回復すれば、押し目成立へ一歩前進します。

反対に4,145円を終値で割る場合は、支持帯形成の想定をいったん取り消します。

■現在の判定

押し目監視です。

好決算と自社株取得は確認できましたが、株価は4,460円を下回っています。

支持帯へ到達したことと、反転が成立したことは別です。

4,200円台の維持、安値の切り上げ、4,350円の終値回復、出来高の増加。

このうち複数を確認してから、上昇再開かどうかを判断します。

本投稿は売買を推奨するものではありません。
公開資料とチャートを使った検証記録です。

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