S&P500先物、上昇継続

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今週の振り返り

今週のS&P500先物は、週足で 始値7,102.50・高値7,200.50・安値7,079.25・終値7,194.75。前週終値から +33.25pt(+0.46%) と小幅上昇で着地した。前週から高値を切り上げ、終値も週高値圏に残っており、上昇トレンドは継続している。

ただし、前週のような大幅上昇ではなく、今週は上値を追いながらも値幅は限定的だった。大きく下がらずに上昇を継続している点は強い一方、急騰後の利益確定売りをこなしながら進む局面に入っており、上昇ペースはやや鈍化している。

フィボナッチ300%ラインの 7,141.00 を上回った状態を維持している。これは強気継続の確認材料であり、次の中期的な上値節目は 7,500前後からフィボナッチ361.8%の 7,571.50 が意識される。

一方で、現在値は7,200近辺まで上昇しており、短期的には上値余地よりも一服リスクを意識したい位置にある。ここから積極的に買いで追うより、利益が乗っているポジションは少しずつ剪定し、上昇に乗りながらもリスク量を調整していくタイミングと見受けられる。

日足では、3月〜4月の下落局面で形成された下降チャネルを上抜け、急速に7,100〜7,200台まで戻した。VWAP、VWMA75、VWMA200、RVWAPを上回っており、短期・中期のテクニカル環境は強い。特に7,000前後の出来高集中帯を上抜けたことは、需給面での改善を示している。

ただし、日足の反発スピードはかなり速い。オシレーターも売られすぎ圏から一気にプラス圏へ戻しており、反発初動というよりは、すでに相応に戻した後の局面に近い。短期的には、今週安値7079.25(白丸)〜7,200台を維持できるかが上昇継続の確認ポイントになる。安値7079.259を下抜けないことが継続条件で、このあたりまで下がった時は値動きを注視するとよいだろう。

出来高面では、2025年春の急落・急反発時のような極端な出来高急増ではないものの、価格は高値圏を維持している。これはパニック的な買いというより、利益確定売りを吸収しながら上に進んでいる状態と見てよいだろう。ただし、7,200近辺では改めて利確売りが出やすい可能性がある。

ファンダメンタル面では、マグニフィセント・セブンの決算発表を控え、投資家は待ちの姿勢になりやすい。特にAI関連投資やデータセンター投資を含むCapexへの注目が高まりそうだ。決算内容やガイダンス次第では、短期的に下落リアクションが出る可能性はある。

とはいえ、現時点のチャート上では大きく下げる材料は確認しづらい。主要移動平均を上回り、出来高集中帯も突破しているため、短期的な押しはあっても、トレンドそのものは継続する可能性がある。

次週のシナリオ

上昇継続する場合

7,200近辺の利益確定売りをこなせれば、次は 7,300〜7,500 方向を試す展開が想定される。中期的な目標は引き続き 7,500前後、フィボナッチ361.8%の 7,571.50。ただし、ここからは一本調子に買い上がるというより、決算を確認しながら上値を伸ばす展開になりやすい。

下落する場合

7,200前後で上値が重くなり、利益確定売りが優勢になる場合、まずは7,079.25の維持が焦点となる。ここを大きく割らずに横ばいで消化できれば、上昇トレンド内の健全な一服と見てよい。次のサポート候補は、心理的節目かつ出来高帯のある7,000前後。

マグニフィセント・セブン決算やCapex見通しに対して失望が出た場合、短期的には下落リアクションが起こり得る。その場合の下値目処は、まず 6,874.75(フィボナッチ261.8%)や75日出来高加重移動平均線が意識されやすいゾーン。ただし、現在のところ主要移動平均を上回っており、6,800〜6,900台で下げ止まるならトレンド継続の範囲内と考えられる。

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