ドル円(USD/JPY):月足大局分析。上昇トレンド中の調整局面、金利差背景と155円サポートの攻防

94
​📌 着目しているポイント

​月足レベルの超長期上昇構造: 2021〜2022年の100円台から続く高値・安値切り上げの長期トレンドは健在です。
長期移動平均線や雲の上限を遥かに上回る位置で推移しており、構造的なドル高・円安基調そのものは崩れていません。

​月足RCIと直近の調整陰線: 160円台後半〜170円手前を試した後の調整により、7月〜8月にかけて大きな陰線を形成。

月足RCIの長期線・中期線は強気圏を維持する中、過熱感を示していた短期線が下向きに折れ、月足レベルでの「押し目・スピード調整」に入っています。

​ファンダメンタルズの背景: 為替介入警戒や政策イベント通過による短期的な円買いが入るものの、日米金利差(キャリートレードの構造)は引き続き広く維持されています。
日銀の段階的な正常化とFRBのスタンスを巡る攻防が続いています。

​💡 重要な理由
​短期的には高値圏での調整・ボラティリティ拡大が目立ちますが、月足という最も大きな時間軸では「上昇トレンドの中の健全な調整(押し目形成)」の域を出ていないためです。
155円前後の重要なサポート帯を維持できるかどうかが、中長期のトレンド継続か深い調整への移行かを分ける決定的な分岐点になると判断しています。


​🔮 主なシナリオと注目ライン
​1. 押し目買い(メインシナリオ): 155.00円前後の心理的節目および過去の主要サポート帯で底堅さを確認し、日足・週足レベルで下げ止まりを見せたタイミングでのロング。
再び160.00円、さらには163〜165円の上値ターゲットを模索。

​2. 調整深化(サブシナリオ): 万が一155.00円を月足終値ベースで明確に割り込んだ場合、150.00〜152.00円付近(長期移動平均線や下位サポート帯)に向けた一段深い調整を警戒。

​リスク要因: アノマリー的要素や想定以上の強い為替介入、米経済指標を受けたFRBの急激な姿勢変化。

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または承認する金融、投資、取引、またはその他の種類の助言もしくは推奨であることを意図したものではなく、またこれらに該当するものでもありません。詳細は利用規約をご覧ください。