Tokyo Electron Ltd.

東京エレクトロン(8035)—— 56,670円、日経平均を373円押し下げた“半導体売り”の主役

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① 本日の値動き — 56,670円、3,420円安の大幅下落
東京エレクトロンは前日比3,420円安(-5.69%)の56,670円で大引けを迎えた。

日経平均値下がり寄与度2位となり、1銘柄で日経平均を373.10円押し下げた。アドバンテスト(6857)の463.41円と合わせて、この2銘柄だけで約836円分の押下げとなり、日経平均の大幅下落(-1,759円)の約半分をこの2銘柄で生み出したことになる。

時間帯 株価の動き
寄り付き 前日の米国株安と長期金利上昇を受け、売りが先行
前場 下げ幅を拡大し、1121円安の68,098円で前場終了
後場 安値圏でもみ合い、大引けは56,670円
② 下落の背景 — 3つの逆風が重なる
本日の急落には3つの要因が重なった。

要因①:前日の米国株安の波及
前日17日の米国株式市場は続落。ダウ平均は272.63ドル安の53,459.78ドル、ナスダックは84.25ポイント安の26,644.91で終了した。対イラン和平協議の行き詰まりが嫌気された。

要因②:国内長期金利の急上昇
日本10年国債利回りが3%に迫る水準まで上昇。金利上昇は高PERの成長株(半導体関連)にとって逆風となる。

要因③:直近の急騰に対する利益確定売り
日経平均は6営業日ぶりの大幅反落。AI・半導体株の利益確定売りが強まった。

③ 業績は好調 — 1Q増収増益、目標株価は8万円に引き上げ
第1四半期(2026年4-6月)実績:

売上高:7,323.88億円(前年比+33.3%)

営業利益:2,114.07億円(前年比+46.1%)

楽天証券は8月17日付で目標株価を65,000円から80,000円に引き上げた。先端ロジック向け、先端メモリ向けともに高水準であり、2027年3月期、2028年3月期もDRAM、HBM、NAND向けの好調が予想されている。

22人のアナリストによるコンセンサス評価は「Buy(買い)」。平均12カ月目標株価は73,341円で、現在の株価56,670円に対して約29%の上昇余地を示唆している。

④ テクニカル — 高値圏からの調整局面
52週高値(81,260円) からは約30%下落した水準。本日の下落で25日移動平均線への接近が進んでおり、押し目買いのタイミングが意識され始めている。

まとめ
東京エレクトロンは日経平均を373円押し下げる下落の主役となった。業績は第1四半期売上高7,323億円(+33.3%)と好調であり、楽天証券の80,000円目標は依然として大きな上昇余地を示唆している。長期金利の動向と半導体セクター全体の利益確定売りの一巡が次の回復のカギを握る。

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