ฟิวเจอร์ส S&P 500 E-mini

S&P500先物、支持線割り込みレンジ上部から押し戻し

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今週の振り返り

今週のS&P500先物は、レンジ上部から水色の支持帯まで押し戻された。週の高値は7,887.00、安値は7,676.00、週末のチャート終値は7,704.25。前週末の7,859.75から155.50ポイント、1.98%の下落となった。高値圏への戻りは続かず、8月高値や直近10月の高値を超えられていない。

CRWVショックの局面では、14日と16日に大きな陰線が出た。14日は7,770.25まで下落し、15日は7,791.00へ小幅に戻したものの、16日はその戻りを失った。反発した翌日に再び売られたことで、レンジ上抜けへの期待より、足元の売り圧力を確認する形になっている。

価格はRVWAPを下回った後、VWMA75も下抜けた。最後の足は水色の支持帯の内側まで下げ、下ヒゲを残して帯の上へ戻して引けている。水色の帯はおおむね7,648〜7,694付近。7,704.25の終値はその上にあるが、余裕を持って離れた状態ではない。

ここは「支持帯で一度買いが入った」と読める一方、「調整が終わった」と判断するには材料が足りない。上で失った線を回復できず、戻すたびに売られるなら、支持帯を再び試す可能性が残る。

出来高にも注意したい。14日と16日の下落では、週前半より出来高が目立って増えている。売りを伴う下落だったという見方と整合するが、出来高だけで投げ売りの終了や、その売り手の属性までは分からない。次週は、反発の有無に加えて、戻った価格を維持できるかを確認する週になる。

テクニカル面を整理すると、次の4点が重要だ。

① 高値更新はできず、レンジ上部から押し戻された

② RVWAPを下回っており、上値の重さが残る

③ VWMA75も下抜けたため、まずこの線を回復できるかが目先の焦点

④ 水色の支持帯は週末時点で維持したが、ここからの反発はまだ確認段階



次週のシナリオ

①上昇する場合

まずは水色の支持帯を維持し、VWMA75の上へ戻せるかが最初の確認点になる。一時的に上抜けても終値で押し戻されるようなら、戻りの強さは十分とはいえない。

その次はRVWAPの回復だ。RVWAPこの上へ戻って推移できれば、レンジ上部を再び試すための条件が一つ整う。続いて、今週の高値7,887.00と、直近10月の高値7,897.50付近が目安になる。

ただし、VWMA75やRVWAPを回復しただけで、レンジ上抜けが決まるわけではない。短期の買い戻しの後にも買いが続き、高値圏で押し戻されないかが重要だ。支持帯での反発、移動平均線の回復、レンジ上部の突破は、それぞれ別の段階として確認したい。

②下落する場合

まずは今週安値7,676.00と水色の支持帯への再接近に注意する。帯の中へ戻ってもすぐに持ち直せるのか、それとも帯の下側まで押され、回復できなくなるのかで見方は変わる。

水色の帯を下抜けた場合は、7,575から7,540付近が次の確認帯になる。この範囲で下げ止まり、終値で持ち直せるかを見たい。

この範囲も下回るなら、次は7,400前後が焦点になる。7月末に安値を付けた価格帯に近く、その少し下にはVWMA200も見える。ただし、過去に反発した場所だから今回も止まるとは限らない。下落時の出来高が増えたまま、戻りが続かない場合には、支持帯の機能低下を警戒する必要がある。

次週は、水色の支持帯で踏みとどまったことを出発点に、上ではVWMA75とRVWAPの回復、下では支持帯割れ後の7,575〜7,540付近を順に確認したい。

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