TradingViewスクリーナーがローソク足パターンのビジュアル表示に対応

07 15

ローソク足パターンは、本来、視覚的なものです。ハンマー、包み足、明けの明星 — これらはどれも、チャート上で一瞬にして認識できる形状をしています。しかし、スクリーナーでは、それらは単なるテキストとして表示されていました。そのため、「下放れタスキ」がどのような形状なのかを確認するには、銘柄ごとにチャートを開くか、ウェブで検索する必要がありました。

しかし、もうその必要はありません。これからは、スクリーナーのパターンが、実際のローソク足のレイアウト(実体、ヒゲ、ギャップ)を示すカラーミニチュアとして、強気なら緑、弱気なら赤で表示されます。これらは結果のカラムとパターンフィルターの両方に表示されるため、セットアップに一致する銘柄を簡単に見つけることができます。スクリーナーは、チャートのように視覚的にスキャンできるツールになります。この機能は、株式ETF暗号資産CEXDEXを含む)の各スクリーナーで利用可能です。

すべてのローソク足パターンがスクリーナーに登場

スクリーナーは、TradingViewのチャートで利用可能な44種類のローソク足パターンに対応しました。今回の追加には、これまで利用できなかった、広く注目されている以下のセットアップも含まれています:

  • Piercing(切り込み線)
  • Dark cloud cover(かぶせ線)
  • Rising and falling three methods(上げ三法・下げ三法)
  • Harami cross(はらみ寄せ線)
  • Tweezer top and bottom(毛抜き天井・毛抜き底)
  • Morning and evening doji star(明けの同時線・宵の同時線)
  • Tasuki gaps(上放れタスキ・下放れタスキ)
  • Rising and falling windows(上窓・下窓)

など

パターン名はチャート上の名称と完全に一致するようになりました。例えば、チャート上で「Harami – bearish」と表示されるパターンは、スクリーナーでも同様に「Harami – bearish」と表示されます。両方のツールで同じ用語が使用されているため、スクリーナーで見つけたシグナルを、迷うことなくチャート上で確認することができます。

最も強いシグナルを優先表示

同一の銘柄で複数のパターンが検出された場合、カラム内で優先順位に従って表示されます。アイコンはシグナルの強度順に並び、Engulfing(包み足)やThree White Soldiers(赤三兵)のような強いパターンが上位に表示され、Spinning Tops(コマ足)のような比較的弱い単一ローソク足のシグナルは下位に表示されます。各アイコンにカーソルを合わせると、ツールチップでパターン名を確認できます。

カラムには最大4つのミニチュアが表示され、残りのパターンは折りたたまれて「+3」のように件数で表示されます。その上にカーソルを合わせると、それぞれのミニチュア付きの完全なリストを確認できます。

シグナル強度はTradingView独自の分類に基づいており、スクリーナー内でのパターン比較を目的とするものです。パターンの強度、タイプ、方向性についての詳細は、スクリーナーのローソク足パターンをご覧ください。

トレードスタイルに合ったセットアップで絞り込み

パターンフィルターにも、同様のビジュアル表示が適用されました。ドロップダウンには44種類すべてのパターンがアルファベット順に、それぞれのミニチュア付きで表示されます。パターンを一つ選択すると、フィルターにはその名称とアイコンが表示されます。複数選択するとカウンター表示に切り替わり、カーソルを合わせると選択したすべてのパターンをツールチップで確認できます。

また、パターンを検出する時間足は、フィルターと結果のカラムの両方で設定可能で、1分から1ヶ月まで選択できます。なお、日中足の選択肢をご利用いただくには、有料プランが必要です。時間足を調整するには、フィルターまたはカラムのヘッダーをクリックし、ドロップダウンから希望する時間足を選択してください。

パターンフィルターは、スクリーナーの他の任意の項目と組み合わせることができます。200日移動平均線を上回り、かつ出来高が増加している銘柄の強気反転パターンといった条件も、わずか数秒で設定できます。

このような方におすすめです

ローソク足トレーダー:この機能により、スクリーナーがメインのスキャンツールになります。チャートを一つずつ切り替える代わりに、普段お使いのパターンを使って市場全体を絞り込むことができます。

テクニカル分析を学習中の方:ミニチュア表示によって、スクリーナーが実用的なリファレンスになります。本物の市場データで、パターンの形と名称をセットで確認できます。

パターン分析を数ある判断材料の1つとして捉えている方:強度順に並んだカラムを確認することで、スクリーニング結果の中から、チャートでより詳しく分析すべき銘柄を素早く見極めることができます。

補足

パターン名はすべてのインターフェース言語で英語で表示されます。これは、確立された用語とチャートとの一貫性を保つためです。一部のパターンは、チャートの用語に合わせて名称が変更されています。保存済みのスクリーンで、古い名称のパターンをフィルターに設定している場合は、意図した通りのパターンが選択されているかご確認ください。

ローソク足パターンはそれ自体がトレードシグナルではないことにご留意ください。他の分析と適切なリスク管理と組み合わせることで、最も効果を発揮します。

スクリーナーを開き、「パターン」カラムに移動して、今日の市場がどのような形を描いたか確認してみましょう。いつものように、皆様からのフィードバックが今後の開発の指針となります。

TradingViewチーム

Look first Then leap

あなたのためのTradingView、その最高の機能を最大限にご活用ください