損切り位置の決め方:売買の前提が崩れる条件を確認する損切りは、売買の前提が崩れる位置に置くことが基本です。「この価格を割っても、買いの根拠は残るか」を先に考えると、チャート上の構造に沿って撤退条件を決められます。
まず、支えとして期待する場所と、その根拠を確認します。トヨタ自動車(7203)の4時間足を例にすると、提示された計算では2888-2946が注目帯です。出来高分布の19%を占める最大の集積帯で、チャートの高値・安値との重なりも根拠になっています。この帯が支持として機能するという仮説なら、帯への接近時に価格がどう反応するか、どの安値が維持されるかを観察します。出来高が多いことだけで、反発が保証されるわけではありません。
次に、「どこを割ると、その支持の仮説が崩れるか」を照合します。ここで、入力された水準には注意が必要です。取消水準として示された2896は、2888-2946の帯の内側にあり、「帯の下限の外側」という説明とは一致しません。2896を使うには、そこを割ることで否定される具体的な安値や構造を確認する必要があります。帯全体を根拠にした損切りとして、そのまま採用することはできません。
損切り幅を切りのよい値幅だけで決
キオクシア(285A) 戻り売り警戒。10,700円割れなら8,000円まで下値余地・現値11,680円(前日比-1,790円/-13.29%)
・高値約37,400円から約-69%。それでも下落トレンドは継続
・ボリンジャー下側バンド(約10,700円)の直上で、バンド割れの一歩手前
・直近の反発は小さな陽線にとどまり、上値を切り下げている
・一目均衡表の雲は19,000〜24,000円。現値は雲の大幅下で、上値抵抗が厚い
【重要な理由】
・高値からの下げ幅が大きくても、需給の整理が終わった根拠にはならない
・急騰局面の出来高が膨らんでおり、含み益の利確売り・戻り売りが出やすい
・反発しても16,000円付近から雲下限にかけて戻り売りが集中する
・通期予想PERは約20倍(2026期、TradingView表示値)。急落後でも割安とは言い切れない
【今後の予想】
・メインシナリオ(下落): 日足終値で10,700円割れ(現値比-8%)
第1目標 約8,000円(急騰前の保ち合い上限、-32%)
・戻りの上限: 約16,000円(+37%)
ここまでの戻りは売り場と見る
・シナリオ崩れ: 日足終値で16,000円超えを回復
・注視点: 次回決算(チャート右側の
(2737)トーメンデバイス本日ストップ安のトーメンデバイス
【決算超要約】
決算は、売上高7,858億円、営業利益375億円、純利益251億円と大幅な増収増益となり、内容自体は非常に好調だった
しかし市場が期待していた通期業績の上方修正や増配は見送られ、業績予想も据え置き。加えて、メモリー価格上昇の鈍化による先行きへの警戒感も重なり、失望売りが拡大した
好決算が嫌気されたというよりも、「期待値を超えられなかったこと」が本日のストップ安の要因と考えられそう
【チャート分析】
2021年から2025年にかけて形成していた長期レンジを上方向へブレイクした後は、非常に力強い上昇トレンドを形成してきた
その後、2026年9月には高値44,200円を記録したものの、以降は短期間で大幅な下落トレンドへ転換。しかし、週足ベースで確認すると見方はやや異なる
2025年のレンジブレイク起点からフィボナッチ・リトレースメントを引くと、これまで0.236および0.382の水準では明確な反発が確認されている。そのため、次のサポート候補として0.5ラインが意識される可能性は高い
仮にここで素直な自律反発が入る場合、本日終値2
損切り幅から取引数量を決めて損失予算を確認する取引数量は、先に決めた許容損失額と、エントリー価格から損切り価格までの距離から求めます。毎回同じ株数を買っても、損切りまでの距離が違えば、損失リスクは同じになりません。
まず、取引前に「この取引でいくらまでの損失を許容するか」を決めます。その金額を、その後の数量計算の基準にします。値動きへの期待や自信が強まっても、計算途中で許容損失額を増やさないことが大切です。
次に、チャート上で想定エントリーと、前提が崩れる位置を確認します。トヨタ自動車(7203)の4時間足を例にすると、2978〜3025円は出来高プロファイルの18%を占める最大の集中帯で、価格の高値・安値による裏付けもあるとされています。この帯から買いを検討する仮定では、提示されたシナリオ無効化水準の2977円を損切り計算の基準にできます。ただし、帯のどこで約定するかによって、損切りまでの距離は変わります。
数量は、次の式で確認します。
株数の目安 = 許容損失額 ÷(想定エントリー価格 - 損切り価格)
同じ2977円を基準にする場合、3025円付近からのエントリーは、2978円付近からより損切りまでの距離が大きくな
上位足と下位足をそろえる手順:トレンドに逆らう下位足のダマシを回避する上位足と下位足をそろえるには、上位足で「方向と注目する場所」を決め、下位足で「仕掛けを検討する条件」を確認します。短い時間軸の形を、大きな値動きの流れの中に位置づける考え方です。トヨタ自動車(7203)の図を使って、確認の順序を整理します。
まず、上位足の高値と安値を観察します。この例では4時間足を上位足として扱います。見える範囲には高値と安値を切り上げる流れがあり、押し目を検討する際の背景になります。ただし、図には大きな装飾が重なっているため、細部の判断にはローソク足を明瞭に確認できる表示が必要です。
次に、下位足を観察する場所を絞ります。提供された計算では、2989-3031が出来高分布の16%を占める最大の集中帯で、チャート上の高値・安値とも重なります。この帯を、価格が戻ったときの反応を調べる場所として使います。出来高が多いことだけで、反発が確定するわけではありません。上位足の上昇構造が保たれているかも併せて確認します。
そのうえで、価格が帯に戻った場合に下位足を確認します。観察するのは、下落中の安値更新が止まるか、直近の戻り高値を終値で上抜くか、その後の押しで安値を切り上
イオン(8267)上昇分が行ってこい。買い戻しは反発を見てからTSE:8267
イオンは2,900円台で三尊を形成したあと、大きく下落。2025年あたりからの上昇を、ほぼ丸ごと打ち消す「行ってこい」になりました。
上昇の背景には、ツルハとの再編や株式分割への期待があり、好決算や月次売上の改善も重なりました。ただ、3,000円を目前に買いが一巡。自分は、高値圏での利確や材料出尽くしもあったのではないかと見ています。その後は、増益でも市場の期待に届かない決算が売り材料になりました。
チャートでは、三尊の高さに相当する値幅をほぼ下げたように見えます。三尊が機能した形ですね。ただ、値幅分を下げたからといって、底打ちしたとは限りません。
注目しているのは、赤い長期の上昇トレンドラインです。過去にも高値更新後の調整で、このライン付近から反発し、次の上昇につながった場面がありました。今回も支えられるのか、それとも下に抜けてしまうのか。
自分は2014年から100株だけ保有していました。1株を3株にする分割のあと、2,700円付近で200株を利確。その後、1,400円付近で100株を買い戻しましたが、まだ下落が続いています。少し早かったですね。
業績は
三菱重工(7011)上がっても売られるのはモルガンの空売り?残高と信用需給から確認三菱重工が上昇した後に失速すると、「モルガンが空売りしているからでは?」と気になる方もいると思います。
結論から言うと、モルガン・スタンレーMUFG証券の空売り残高は確認できます。ただし、それだけで上昇後の下落を説明することはできません。
■ 空売り残高はある。ただし直近は減少
空売り情報の集計サイトでは、次の残高が掲載されています。
・9月7日:24,502,506株、発行済株式数の0.72%
・10月2日:23,559,474株、同0.69%
10月2日の残高は、前回開示から943,032株減少しています。
ここは大切です。
「空売り残高を持っていること」と「今も売り増していること」は別です。
残高が減った期間にも株価が弱ければ、ほかの投資家の売りや、買い手の不足も考える必要があります。
なお、ここでいうモルガンは「モルガン・スタンレーMUFG証券」です。「JPモルガン証券」とは別会社です。
■ 信用買いの戻り売りも確認したい
10月2日時点の信用買い残は20,223,400株、信用売り残は998,900株。信用倍率は20.25倍です。
信用買いが多いと、株価
(285A)キオクシアホールディングスそろそろ方向感が決まりそうなキオクシアホールディングス
7月末の強い反発を起点として、株価は明確な持ち合い(収縮型の三角保合い)を形成している
上値は段階的に切り下がり、下値は切り上がることで、エネルギーを内部に溜め込む典型的な“収束型の均衡”が進行中
この構造は、トレンド転換点の前に比較的現れやすいパターンで、価格がどちらかに放たれた瞬間にボラティリティが急拡大しやすいのが特徴
■ 持ち合いの上下限:19700 と 17700 が“転換点”として機能
現在の持ち合いの上限は 19,700 円付近、下限は 17,700 円付近が意識される構造になっている
この約 ±10%の価格帯は、
上抜け → 反発継続から新しい上昇波動へ
下抜け → 反発否定から調整波動の深まりへ
という、次のトレンド方向を決定づける“分岐点”として機能しやすい
特に、現在の株価は 18,735 円(−2.01%)で推移しており、持ち合いの中央帯に位置しているため、どちらに抜けてもおかしくない“均衡最終局面”に入っている点が重要
■ 持ち合い終点のリスク:だましの発生確率が高い局面
収束型の持
移動平均線の傾きと位置で方向を絞り、横ばい相場の往復損を避ける移動平均線は「売買の合図」ではなく、「どちらの方向の取引を検討するかを絞るフィルター」として使うと、役割がはっきりします。ここではトヨタ自動車(TSE:7203)の4時間足を例に、その考え方を順に整理します。現在の売買シグナルではなく、チャートの読み方を学ぶための教材です。
まず考え方です。移動平均線は過去の終値をならした線なので、相場の「今」ではなく「これまでの平均的な位置」を示します。この性質から、線をまたいだ瞬間を合図にするよりも、次の二点で地合いを判定する道具として向いています。一つ目は線の傾き、二つ目は価格が線の上にあるか下にあるかです。傾きが上向きで価格が線より上なら、買い方向の検討が中心になります。傾きが下向きで価格が線より下なら、売り方向の検討が中心になります。両者が食い違うとき、たとえば線が横ばいで価格がその上下を行き来しているときは、フィルターとしては「方向感なし」と判断し、手を出さない理由になります。
次に、何を観察するかです。例として、50期間や200期間のような長さの異なる単純移動平均線を想定します。見る順番は次のとおりです。最初に、長い方の線の傾きを確認
三菱重工(7011)|三菱UFJの防衛融資報道で4%高。次は4,000円が分岐点三菱重工(7011)の日足を確認します。
結論からいうと、三菱UFJ銀行の防衛産業向け融資報道を受け、3,700円台からの反発が一歩進みました。
ただし、まだ本格的な上昇転換とは判断しません。
出来高は増えましたが、4,000~4,050円の抵抗帯を突破していないためです。
■9月17日の値動き
・始値:3,840円
・高値:3,910円
・安値:3,822円
・終値:3,887円
・前日比:+150円、+4.01%
・出来高:約1,825万株
終値は高値に近く、14時49分時点のVWAP3,871円も上回りました。
買いが一日を通して維持された点はプラスです。
■材料は三菱UFJ銀行の防衛産業向け融資
9月16日、三菱UFJ銀行が防衛関連産業への融資について、統一方針を設けるとの報道がありました。
AIやドローンなど軍事転用が可能な技術についても、政府の安全保障政策との整合性を踏まえて融資を判断するとされています。
この材料の意味は、防衛大手1社への融資ではありません。
防衛産業全体と、部品・技術を供給する中小企業へ民間資金が入りやすくなる可能性です。
防衛費GDP比3.5%報道でも三菱重工は失速──川崎重工・IHIとの逆行をどう読むか9月15日、防衛費の中期目標をGDP比3.5%へ引き上げる案を検討しているとの報道を受け、防衛関連株に買いが入りました。
同じ防衛テーマでも、川崎重工とIHIがプラス圏へ戻す一方、三菱重工は一時の上昇から失速し、マイナス圏で引けました。
結論から書くと、これは「防衛費増額期待が三菱重工には効かない」という話ではありません。今回の報道は3社共通の材料です。三菱重工だけの下落を、会社固有の悪材料と即断する根拠は不足しています。
【Market data|2026年9月15日】
・三菱重工(7011):終値3,637円、前日比-124円(-3.29%)
・IHI(7013):終値2,772.5円、前日比+49.5円(+1.82%)
・川崎重工(7012):ロイター記事の15時27分時点でプラス圏
三菱重工は始値3,739円、高値3,741円と、寄り付き直後の水準から売られる形でした。共通材料への初動買いよりも、短期の利益確定売りが強かったチャートです。
【事実】
三菱重工の2026年度第1四半期は、防衛・宇宙が工事進捗により増収増益でした。一方で受注高は、前年同期の大型受注の反動に
5592 くすりの窓口|四季報の高評価と出来高増。2,741円を終値で超えられるかくすりの窓口(5592)を再確認しました。
結論は、業績の強さは確認できる一方、株価はまだ「出来高を伴う終値ベースの上抜け」を確認したい局面です。飛び乗りではなく、条件を決めて監視します。
【事実】
・2027年3月期1Qは、売上高36.43億円(前年同期比25.0%増)、営業利益7.84億円(同24.6%増)
・通期会社予想は据え置き。売上高144億円、営業利益31億円を計画
・会社四季報オンラインのスコアは、成長性5、収益性5、安全性4、割安度5。株価上昇度は1
・9月14日は高値2,741円、終値2,721円、出来高67,600株
・直近20営業日の平均出来高は約42,900株。今回は約1.6倍まで増えた
【見方】
日中には2,741円まで買われたものの、終値で明確に抜け切ったとは言いにくい形です。
出来高は増えており、上値を試す材料は出ています。ただし、グロース株は出来高が細い日に値が振れやすい点を軽く見ません。
次に確認する条件は2つです。
1. 2,741円を終値で上回ること
2. 出来高が20日平均の1.5倍程度、目安65,000株以上を維持すること
この2つ
三菱重工(7011)|3,700円の支持候補帯を割れた後の再判定ポイント三菱重工業(7011)の日足です。
上昇局面から調整が続くなか、これまで支持候補として見ていた3,700〜3,707円付近まで下落しました。現時点では、この価格帯を「支え」と決めつけず、終値で回復できるかを確認する局面です。
【チャート上の重要価格帯】
・3,700〜3,707円:支持候補帯
・3,785円:9月7日の安値
・3,863円:最初の回復確認ライン
・3,943円:直近戻り高値
・4,000円:反発判断を強める重要分岐点
【今回の見方】
日足終値で3,700〜3,707円を明確に下回った場合、支持帯としての想定はいったん取り消します。その場合は、安値更新後に下げ止まりの形を作れるか、出来高を伴って3,785円を回復できるかを見ます。
反対に、支持候補帯を回復しても、3,785円を超えられなければ戻り売りが残る可能性があります。短期的な反発確認は3,863円、より強い改善確認は3,943円、トレンド再転換の判断材料は4,000円です。
事実として、このチャートでは短期線が下向きで、戻り高値も切り下がっています。したがって今は「安値圏だから買う」より、価格帯を回復して
三菱重工(7011)|3,800円台回復も底打ちは未確定。次は4,000円が分岐点三菱重工(7011)の日足を確認します。
結論からいうと、9月7日は3,800円台を回復しました。
ただし、まだ底打ちとは判断できません。
現在は「押し目監視」です。
■9月7日の値動き
・始値:3,796円
・高値:3,863円
・安値:3,785円
・終値:3,829円
・前日比:75円高、2.00%上昇
・出来高:1,084万8,500株
9月2日の安値は3,705円、9月4日は3,707円でした。
3,700円付近で2回下げ止まり、9月7日は3,829円まで反発しています。
短期的には、3,700円付近が支持候補として意識された形です。
■反発の出来高はまだ不足
注意したいのは出来高です。
・9月2日、下落日:1,756万9,700株
・9月4日、下落日:1,501万6,100株
・9月7日、反発日:1,084万8,500株
9月7日の反発は、直近の下落日より出来高が少ない状態でした。
価格は戻りましたが、売りを吸収して買い手が主導権を取り戻したと判断するには、まだ裏付けが足りません。
■第1四半期の業績は強い
2026年8月4日に発表された2026
古河機械金属(5715)|4,200円台を維持、次は4,460円が分岐点古河機械金属(5715)の日足を確認します。
結論からいうと、4,200円台で下げ止まりを試しています。
ただし、まだ押し目成立とは判断できません。
現在は「押し目監視」です。
■9月7日の値動き
・始値:4,260円
・高値:4,350円
・安値:4,240円
・終値:4,265円
・出来高:21万株
9月2日の安値4,200円、9月4日の安値4,145円に続き、9月7日も4,200円台を維持しました。
一方、朝方に4,350円まで上昇した後は伸び切れず、終値は4,265円です。
下値は意識されていますが、買い手が主導権を取り戻したと判断できるほどの出来高と終値の強さは、まだ確認できません。
■第1四半期は増収増益
2026年8月13日に発表された2027年3月期第1四半期は、
・売上高:602億2,000万円、前年同期比23.9%増
・営業利益:39億円、同58.5%増
・経常利益:46億1,400万円、同17.9%増
・純利益:40億4,100万円、同68.2%増
となりました。
素材事業では、金属・電子・化成品が増収増益です。
特に化成品部門では、AI























